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- 今年、一番暑い日とされてる「大暑(たいしょ)」は、7月23日です。イベント告知
7月23日は、二十四節気の第12番目の「大暑(たいしょ)」といって、暦の上では1年中で最も暑い日とされております。この「大暑(たいしょ)」は、次の節気の立秋(りっしゅう・8月7日)の前日までをいうそうです。
梅雨明けの頃で、夏の土用もこの頃です。最も暑い頃(暦上)とされておりますが、実際の暑さのピークはもう少し後になります。いくら暑くても「大暑(たいしょ)」が過ぎれば“残暑見舞い”となりますので、親しい知人・友人等に“暑中見舞い”を出されるようでしたら今のうちにね!
「大暑(たいしょ)」は、この「夏の土用」の期間にあります。そして、この土用の間に巡ってくる丑の日を“土用の丑の日”といいます。丑の日に「う」のつくものを食べれば、夏バテを防止する週間があります。うなぎ・うどん・瓜・梅干し等々いろいろありますが、暑さで食欲が減退するこの時期にどれもピッタリの食べ物ですね。
また、“土用干し”といって、ご家庭で梅干しを作っておられる方は、この時期の晴天の日に梅を干して漬けられます。また、ジメジメした梅雨で湿った衣類や家具・調度品等虫干しするのもいいのでは?晴れた良いお天気の日には、窓を開け、押し入れ、クローゼット等湿気の多そうなところは開け放っておくだけでもスッキリするのでは?
私の住んでいる甲賀町では、『大鳥神社』という神社があり、毎年大原祇園祭りが行われます。7月の23日(宵宮)と24日(本祭)で、23日の宵宮には各地区の氏子が灯籠を頭にのせて宮入をし「インヨーソーライ」の掛け声で灯籠をぶつけ合い、その後クライマックスの火取り式を行うという祠形灯籠踊・火取神事があります。
24日の本祭には、各地区の氏子が花鉾を先頭に花傘につけた造花(真花)や酒樽等を奉納し神前に進み宵宮と同様に「インヨーソーライ」と歌い踊る。
花傘につけた造花(真花)を参拝者が奪い合う。そして氏子総代が楼門より撒いた粽(ちまき)を参拝者に授与し、その中にあたり籤(くじ)があれば酒樽を戴くことができるという花奪神事・粽神事があります。
『大鳥神社』は文化財保護法により国の登録原簿に、拝殿をはじめ7棟の建物が有形文化財として登録されております。
由緒ある神社ですので、一度機会があればお越しください。
前後の節気といえば、
小暑(しょうしょ) → 大暑(たいしょ) → 立秋(りっしゅう)
取りあえず暑いです。水分補給をしっかりし、日中暑い日は外出を避け、涼しいところで休養し適当に栄養を摂取して睡眠をよく取り、熱中症対策に心がけていただき健康に留意し、この暑い夏を乗り切ってください。