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- 平成26年12月7日は暦では『大雪(たいせつ)』といいます。イベント告知
『大雪(たいせつ)』とは、二十四節気の21番目(12月7日)で冬型の気圧配置が強まり、雪が激しく降り、または大量に降り積もる雪という意味だそうです。山の峰は雪に覆われ、寒い地方では根雪になる雪が降り始め北風が吹き、平地でも雪が降る頃。
冬の寒さが日毎に加わり本格的な冬到来ですね。この頃になると九州地方でも初氷が張り、スキー場がオープンし、熊が冬眠に入るのもこの頃で、全国的にも冬一色になる季節です。
そして、街はクリスマスの音楽と飾りやイルミネーションで賑やかになる頃ですね。
また、脂がのってとっても美味しい鰤(ブリ)やハタハタなど冬の魚の漁も盛んになります。そして、クチナシやヤブコウジの花、南天の実が赤く染まり、暖かい地方ではウメのつぼみが発育を始める季節です。
秋も終わる頃になると菊によく似た花を咲かせる石蕗(つわぶき)があります。冬でも枯れない艶のある葉で日陰でも育つほど丈夫な花です。
また、葉は食用や薬用にも貴重なもので、解熱作用や解毒作用があるそうです。さらに葉を火であぶって柔らかくしてから患部に貼れば、湿布薬の代わりになるそうです。
「クリスマスの花」と言ったらいちばんに頭に思い浮かぶのが『ポインセチア』ですね。『ポインセチア』は観葉植物のようにも思えますが、花に見える赤い部分は苞と葉で中心に集まっている黄色い部分が本当の花だそうです。
前後の節気といえば、
小雪(しょうせつ) → 大雪(たいせつ) → 冬至(とうじ)
今までずっと読んでいただいていた方々、ありがとうございました。二十四節気のお話も、これで一巡しましたのでしばらくお休みいたします。また、面白いお話があればブログに載せますので見てください。寒くなります、お身体ご自愛ください。