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- 9月8日は『白露(はくろ)』です。イベント告知
平成26年9月8日は二十四節気の第15番目にあたる「白露(はくろ)」です。この日から、次の節気の「秋分(しゅうぶん)9月23日」の前日までを「白露」というそうです。
「白露」とは季節的には大気が冷え、野の草花に朝露が降りはじめ、白く光って見える頃のことだそうです。「露」は、秋の季題にもなるくらいなので、秋の季節感をそそりますが、日中のこの暑さはいつまで続くのかなと思います。「白露」と言われてもまだピンときませんね。でも、もうセミが鳴いていなかったり、見上げた空がいつもより高く感じたりして、季節は少しずつ移っているように思えます。
徐々に太陽から離れていくため空が高くなり、入道雲の出番が減り、秋らしい雲が多くなってきます。まさに「天高く馬肥ゆる秋」で、本格的な秋の到来ですね。
日中はまだまだ厳しい暑さですが、『万葉集』にも歌われ、秋の七草のひとつの「すすき」、別名「尾花(おばな)」ともいうススキ野原がフワフワの花穂をつけ、一面黄金色に色づきはじめるのもこの頃です。また、茅ぶき屋根の茅もススキのことなんです。
また、小学校などでは、運動会の練習がぼちぼち始まる頃です。
前後の節気といえば、
処暑(しょしょ) → 白露(はくろ) → 秋分(しゅうぶん)
早起きして、草花を見てください。しらつゆを見ることができると思います。気をつけてあちこちに目を配れば、絶対に「小さい秋」が見つかると思いますよ。また夜、静かな草むらでは虫の音が秋を感じさせ、涼しさを一層深くしてくれるでしょう。