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- 2014年の『寒露(かんろ)』は10月8日です。
『寒露(かんろ)』って?
二十四節気の第17番目、晩秋から初冬にかけての露のことで、露が冷たく感じられる時節のことだそうです。また、この頃から北地では初氷がみられます。
草木に冷たい露が降り、朝晩はひんやりとし、日中でも肌寒い日があります。空気が澄みきって素晴らしい青空が広がり、まさに秋本番を迎えます。
これは、秋の移動性高気圧の乾いた空気のため澄み渡り、高いところの雲までよく見えるからです。昼間だけじゃなく夜も空気は澄んでいるので秋の月はまた格別ですよ。
二十四節気は、明治時代の初め頃まで、季節の変化を知るために農作業や生活の目安として使われていたそうです。
天気も落ち着いて良くなり、遠足、運動会、秋祭りなどの野外行事、紅葉の話題等々も聞こえてきますね。
10月は何をするにしても恵まれた最高の気候で、運動するにも散策するにも快適です。また、秋は海の幸、山の幸等出回り、季節の美しさと秋の味覚を充分に味わってください。
前後の節気といえば、
秋分(しゅうぶん) → 寒露(かんろ) → 霜降(そうこう)
早く日が暮れて夜が長くなるのを感じてきますね。深まる秋に備えて、ぼちぼち冬物の衣類などの準備をし始めては………?
- 9月23日は『秋分』で~す。
平成26年9月23日は、二十四節気の第16番目の「秋分」です。「春分」と同様昼と夜の長さがほぼ同じになるのです。そしてこの日を『秋分の日』といって国民の祝日となります。
この日は彼岸の中日ともいいます。慣用句で「暑さ寒さも彼岸まで」といわれるように、この「秋分」を境に厳しい暑さも徐々に和らいでいくということからだそうです。
また、彼岸は先祖のお墓参りをして、先祖の霊を供養します。
これは、明治時代に秋分の中日を「秋季皇霊祭(しゅうきこうれいさい)」と定め、宮中において祖先をまつる日となった事がきっかけで、一般市民にも定着していったようです。そして、1948年に「秋分の日」と法律で制定され国民の祝日となりました。
【秋 彼 岸】
9月20日:彼岸入り
9月23日:彼岸の中日(秋分の日。祝日)この日を境に夜が少しずつ長くなる。
9月26日:彼岸明け
お彼岸の食べ物といえば「おはぎ」・「ぼたもち」でしょう。和菓子屋さんはもちろんのこと、最近ではスーパー・コンビニ等でもいっぱい並んでいます。どちらも聞き慣れたことばですが、どう違うのか知っていますか?
「おはぎ」も「ぼたもち」も同じものなんですが、ただ春の彼岸では牡丹の花が咲く季節なので「牡丹もち」、秋の彼岸には萩の花が咲く季節なので「おはぎ」といわれてるそうですよ。「おはぎ」も「ぼたもち」も「牡丹」「萩」とそれぞれの花の色と形から言われたそうですよ。
なぜ、お彼岸に「ぼたもち」「おはぎ」を食べるのでしょうか?
それは、小豆の赤い色には、昔から邪気を祓い、災難から身を守ると信じられ、お彼岸に先祖を慰めるためのお供え物とし、春には五穀豊穣を祈り、秋にはその恵みに感謝するために作られ食する様になったみたいです。
今年の「秋分の日」にはおはぎを作ったりして、秋の季節・味覚を楽しまれてはどうでしょうか?
前後の節気といえば、
白露(はくろ) → 秋分(しゅうぶん) → 寒露(かんろ)
今年の夏は、カラッと晴れた暑い日が少なく、異常に蒸し暑く(湿度が非常に高い)、日本列島をまともに台風が襲来したり、また前線が居座りゲリラ豪雨というか近年にない大雨が降り、床下浸水や床上浸水、土砂災害等が各地でおこり、多くの方々の家屋損害や、多くの尊い命が犠牲となりました。
心より、お見舞い申し上げますと共に、ご冥福をお祈りいたします。
- 9月8日は『白露(はくろ)』です。
平成26年9月8日は二十四節気の第15番目にあたる「白露(はくろ)」です。この日から、次の節気の「秋分(しゅうぶん)9月23日」の前日までを「白露」というそうです。
「白露」とは季節的には大気が冷え、野の草花に朝露が降りはじめ、白く光って見える頃のことだそうです。「露」は、秋の季題にもなるくらいなので、秋の季節感をそそりますが、日中のこの暑さはいつまで続くのかなと思います。「白露」と言われてもまだピンときませんね。でも、もうセミが鳴いていなかったり、見上げた空がいつもより高く感じたりして、季節は少しずつ移っているように思えます。
徐々に太陽から離れていくため空が高くなり、入道雲の出番が減り、秋らしい雲が多くなってきます。まさに「天高く馬肥ゆる秋」で、本格的な秋の到来ですね。
日中はまだまだ厳しい暑さですが、『万葉集』にも歌われ、秋の七草のひとつの「すすき」、別名「尾花(おばな)」ともいうススキ野原がフワフワの花穂をつけ、一面黄金色に色づきはじめるのもこの頃です。また、茅ぶき屋根の茅もススキのことなんです。
また、小学校などでは、運動会の練習がぼちぼち始まる頃です。
前後の節気といえば、
処暑(しょしょ) → 白露(はくろ) → 秋分(しゅうぶん)
早起きして、草花を見てください。しらつゆを見ることができると思います。気をつけてあちこちに目を配れば、絶対に「小さい秋」が見つかると思いますよ。また夜、静かな草むらでは虫の音が秋を感じさせ、涼しさを一層深くしてくれるでしょう。
- 平成26年8月23日は二十四節気の14番目の「処暑(しょしょ)」で~す。
処暑(しょしょ)とは、暑さが峠を越えて後退し始める頃という意味だそうですが、残暑がまだまだ厳しい中にも朝夕時折涼しい風が吹き始めるなど、徐々に秋の気配が増していくと思います。でも、なんといっても昔から「暑さ寒さも彼岸まで」(9月20日:彼岸入り、9月23日:彼岸の中日、9月26日:彼岸明け)というように秋の彼岸が来ないと暑さも収まらないでしょうね。
山間部では早朝に白い露が降り始め、霧が漂い始めます。ヒグラシも鳴き始め萩の花が咲き、夕方には赤とんぼが飛び回ります。
また、柿や梨、リンゴ、葡萄など秋のくだものが出回り、まさに「食欲の秋」到来ですね。
関東地方ではほとんど無いようですが8月23日、24日は、京都を中心に近畿地方、北陸、信州方面では、『地蔵盆』があります。各地でいろいろなやり方があるようですが、町内のお地蔵様をおまつりして、子供たちの成長と健康を願う催しだそうです。
今でも、次から次へと台風がやってきてますが、特にこれからが台風のシーズンで二百十日、二百二十日と台風襲来の特異日となっています。
台風に直撃されると怖いですが、自然には逆らえないので万全を配して情報をしっかり聞き、地域の放送も聞き逃さず、少しでも被害が出ないようにしたいものですね。
前後の節気といえば、
立秋(りっしゅう) → 処暑(しょしょ) → 白露(はくろ)
「処暑」といっても結構暑さが厳しく油断できません。今までの暑さに体力が弱っていて、夏バテや食中毒にかかりやすい時期でもあります。しっかりと健康管理をしてください。
- 暦の上では8月7日は『立秋』です。
今年の「立秋」は、8月7日で二十四節気の第13番目にあたります。この日から「処暑(8月23日)」までの期間を「立秋」といいますが、厳しい暑さがまだまだ残っています。でも、夕方になると涼やかな風が秋の気配を感じさせられるようになってくると思います。また、「立冬(11月7日)」の前日までを、暦の上では「秋」です。
そして、この「立秋」が暑さの頂点となり、以降の暑さはいくら暑くても残暑というそうです。ですから、この日以降に出す手紙の時候の挨拶は「残暑見舞い」になります。(いくら残暑が厳しくても「残暑見舞い」は8月末日迄ですよ!)
また、高校野球夏の甲子園大会も「立秋」頃に開幕を迎えます。2014年は8月9日が開幕となります。
暑い日が続いても、空を見上げると空が少し高く感じられるようになって、入道雲のようなモクモクとした雲でなく、秋の雲に変わりつつあります。夏の太平洋高気圧が弱くなり、低気圧が日本を通過していくようになると、いわし雲やうろこ雲のような秋の気配を感じさせるような雲となります。
前後の節気といえば、
大暑(たいしょ) → 立秋(りっしゅう) → 処暑(しょしょ)
夏バテや熱中症を防ぐには、普段の食事等や、健康管理をうまくしましょう。