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- 平成26年7月7日は「小暑(しょうしょ)」で、七夕さまで~す!!
平成26年7月7日は、二十四節気の11番目の「小暑(しょうしょ)」です。そして、1年に1度の「七夕さま」の日です。
梅雨明けが近づき、日差しもだんだんと強く、本格的な暑さになってきます。この頃から暑中見舞いを出し始めるそうです。7月は「文月(ふみづき)」ともいいますね。
期間としての意味もあり、小暑の日から、次の節気の大暑(7月23日)の前日までを小暑といい、小暑の終わり頃に夏の土用に入るそうです。
そして、7月7日といえば七夕さまです。「ささのはさらさら のきばにゆれる お星様きらきら きんぎん すなご」織姫さまと彦星さまが年に1度の逢瀬をする日とされています。
短冊に願いごとを書いて、笹につるす風習がありますが、これは機織りの名手・織姫にあやかり、手習いごとの上達を願うことに由来するそうです。
もともと七夕は宮中行事で、江戸時代に庶民の間に広がり、願いを書いた五色の短冊を笹につるすようになったみたいです。
また、七夕の行事食といったら「そうめん」らしいです。あまり知られていないようですが、千年も前から七夕の行事食となっていたようです。「そうめん」のルーツは中国伝来の小麦粉料理で、「索餅」(さくべい)といって縄のようにあんだ小麦粉のお菓子のようなものだといわれています。古代中国の伝説で、帝の子どもが7月7日に亡くなり、その後、熱病が流行り、これに困った人々は子どもの好物だった「索餅」を供えて鎮めたそうです。それからこの故事に因んで中国では七夕に「索餅」を食べる風習ができ、食べると1年間無病息災に過ごせるといわれ、奈良時代にこの「索餅」が日本に伝えられ、麦の収穫期に麦餅を作る風習とともに宮中行事に取り入れられ、一般にも広がっていったそうです。
その「索餅(さくべい)」が「索麺(さくめん)」とも呼ばれ、「そうめん」へと変化して、七夕にそうめんを食べるようになったみたいです。
他に、そうめんを天の川にみたてて、七夕にそうめんを食べるという説もあるそうです。
前後の節気と言えば、
夏至(げし) → 小暑(しょうしょ) → 大暑(たいしょ)
この頃は蓮の花が咲き始める頃です。蓮の花は開く時ポン、ポンと音を立てて開くそうですね。鑑賞会にお出かけされる方は、午後には花がしぼんでしまいますので、行かれる時は朝の早い時間に行ってください。
それから、蝉の合唱もはじまるころですね。暮らしのすべてが夏仕様にかわり、本格的な夏となります。暑さにしっかり対処して、健康にはくれぐれも注意してください。
- 平成26年6月21日は二十四節気の10番目の「夏至(げし)」で~す!
夏至(げし)とは、6月21日(土)~7月6日(日)までを夏至といいます。
夏至の頃は梅雨のまっただ中で、雨が降っていたり、どんよりと曇っていて昼間がそんなに長く思わない(日照時間が少ない)のですが、一年で一番昼の時間が長い日で、夜が最も短い日といわれています。
この頃になると、ムシムシと暑い日が続くと思いますが、この日を過ぎると本格的な夏が始まるという意味でもあるそうです。
全国的に冬至にはカボチャを食べる風習がありますが、夏至は地方によって様々だそうで、関西では「稲の根のがタコの八本足のように深く根が張る」ことを祈願して、この日にタコを食べるらしくて、関東では新小麦の焼き餅を神様にお供えするらしいですよ。
また、愛知県尾張地方では「いちじく田楽」を食されるようです。
これは、無花果(イチジク)は不老長寿の果物といわれ、いつまでも健康で年をとらずに長生きするという意味で、世界各国でも「生命の木」「知恵の木」とかいわれ、日本では「薬の木」といわれているそうです。いずれにしろ、健康で長生き出来ますようにという意味でしょう。
三重県伊勢二見浦では、夏至の時期だけ夫婦岩の間から朝日が昇ります。これは夏至の日の前後1ヶ月しか見られない光景だそうです。そして、毎年夏至の日に「夏至祭」を行い、白装束に身を包んだ近くの善男善女(各地からも来られるみたいです)が祝詞(のりと)を唱え、国歌を斉唱するという厳かな行事が行われるそうです。
このように、いろいろな行事等が各地で行われるんですって。
前後の節気といえば、
芒種(ぼうしゅ) → 夏至(げし) → 小暑(しょうしょ)
だんだんこれから暑くなると思いますが、熱中症にならないように水分をたっぷり補給し、適度に涼しくし、健康に気をつけて暑い夏を凌いでください。
- 「八十八夜」も「立夏」、「小満」も過ぎれば次は何かなぁ?
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5月2日は「茶摘み」の歌にあるように、八十八夜でした。そして、5月5日の「こどもの日」が「立夏(りっか)」で、また、5月21日は「小満(しょうまん)」といって1年を二十四節気にわけた8番目の節気も終わり、次は二十四節気の9番目にあたる「芒種(ぼうしゅ)」を6月6日に迎えます。
「芒種(ぼうしゅ)」とは?
辞書を引くと、「芒(のぎ)のある穀物を播く時期」と書かれてあります。それでは、芒(のぎ)とは?「イネ科の植物の花の外殻にある針のような突起」と書いてあります。
即ち、稲や麦など、穂の出る穀物の種をまく時期だそうです。また、芒種(ぼうしゅ)」とは田植えの時期とも言われておりますが、実際の種まきや田植えはもっと早く、5月頃に行われています。農家では農作業が忙しくなり、だんだんと蒸し暑くなり、梅の実も青から黄色に色づき、五月雨(さみだれ)の季節で梅雨入りします。
「小満(しょうまん)」から数えて15日目頃で、「夏至(げし)」の前日までの期間を「芒種(ぼうしゅ)」と言うそうです。
前後の節気といえば、
小満(しょうまん) → 芒種(ぼうしゅ) → 夏至(げし)
梅雨に入ると雨が降り続き、ジメジメして気分が滅入りそうになりますね。そんな時は、甘~いものを食べたり飲んだりして楽しみ、たまには映画を見に行くのも気分転換になるかもね。
この時期、紫陽花(アジサイ)の花がとてもきれいで見頃となってくるでしょうね。
- 「小満(しょうまん)」って何?季節のことかな……?
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「小満(しょうまん)」って季節のことで二十四節気の第8番目です。今年(2014年)の「小満」は5月21日。昨年の秋に蒔(ま)いた麦畑が緑黄色に色付いて穂をつける頃で、少しホッと一安心するという意味だそうです。植物や虫などの万物のいのちが満ち溢れ成長するということです。人間にとっても太陽の日差しが気持ちよく、爽やかな五月晴れの季節でもありますが、「はしり梅雨」といって本格的な梅雨の前に雨が降りやすい季節でもあります。
昔だと田植えの準備を始める頃でもありますが、最近では田植えも機械化され、私たちの地方では田植えはもうすでに終わっているところが多いようです。
小満の期間としては、この5月21日から次の節気「芒種(ぼうしゅ)」(6月6日)の前日までを「小満」といいます。この「小満」の時期に済ませておきたいことは、衣替えですね。通常6月1日が世間一般の衣替えなので冬服を片付けるのは「小満」の間の2~3日晴れの日が続く時がベストかなぁと思います。是非ジメジメする梅雨に入る前に衣替えを済ませましょう。
前後の節気といえば、
立夏(りっか) → 小満(しょうまん) → 芒種(ぼうしゅ)
この「小満」の爽やかな時期に家族・友人とかで潮干狩りに行かれては?
これからだんだん暑さも加わり、草木が実をつけ始め、紅花が咲き乱れる季節となりますね。
※【紅花(べにばな)】
キク科の越年草で、葉は硬く葉の縁がギザギザしてとげがあり互生する。高さは1メートルぐらいです。夏のアザミと似た花で、鮮やかな黄色から赤色に変わり、花を乾燥させたものを紅色の染料としたり、生薬では紅花(こうか)といって漢方の婦人薬(薬用)などに処方されます。また、種子は白色の殻に包まれ少し硬くひまわりの種子を小さくした形で食用油(紅花油)をとります。日本では山形県が主産地だそうです。
- 「くすり学習館」内の企画展示室が変わりましたよ!!!
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当館 企画展示室が平成26年4月1日より『甲賀の神社・仏閣と製薬会社』から『甲賀武士と甲賀流忍術』に変わりました。
この『企画展示室』では、一定の企画のもとに、半年に一度、展示替えを行っています。今回のテーマは『甲賀武士』と『甲賀流忍術』です。
甲賀武士のことと甲賀忍者のことが詳細にわたり、面白くパネル展示してありますよ。
また、甲賀流忍術のことは、「なんでも鑑定団」の「澤田 平」先生監修のもと、忍者が身につける甲冑や道具もいっぱい展示してあります。
『甲賀武士』・『甲賀流忍者』に興味のある方、是非一度来てくださ~い。
今や“忍者(Ninja)”は世界のことばです。 いつ頃から誰の下で甲賀忍者が活躍していたのかが、よくわかりますよ。