親子ものづくり教室に参加してみませんか
第1回 平成24年12月22日(土) イルミスコープ(ビー玉万華鏡)づくり 10:00~
第2回 平成25年 1月26日(土) フライングリングづくり 10:00~
第3回 平成25年 2月23日(土) ガラスマドラーづくり 10:00~
第4回 平成25年 3月20日(水・祝) 絞り染め 10:00~
上記のとおり4回シリーズで開催いたしますので、多くの方のご参加をお待ちいたしております。
◎参 加 費 無 料
◎対 象 小学校の児童とその保護者
◎場 所 甲賀市「くすり学習館」
◎申込締め切り 各実施日の一週間前に一次締め切り(けが等に備えて保険に加入します)
それ以降定員に余裕があれば前日まで受付ます(それ以降は保険には加入できません)
◎申 込 先 甲賀市「くすり学習館」 甲賀市甲賀町大原中898-1
℡:0748-88-8110 FAX:0748-88-3154
◎申込方法 開館時間に「くすり学習館」にご来館の上、受付で参加の申し込みをしてください。
来館いただけない場合は、電話・FAX 等での仮申込を受け付けます。
※ (お申込の際の個人情報は、このためだけに使用します)
前回は万葉集でおなじみの「アカネ」と「ムラサキ」の薬草を紹介しました。
人類の祖先はすでに250万年くらい前に誕生してたとされます。火の利用を知る前は野獣と変わらない食生活で、しばしば胃腸障害に苦しめられたことは想像されます。火を使い、食物を煮たり焼くことで殺菌、殺虫、また消化しやすく調理することも覚えていったと考えられます。野生の草木や果実、根などいわゆる草根木皮を採取して食する中で下痢や嘔吐時に毒性のために死亡するといった事態も経験しました。このようなことがありながら、人にとって有害なもの、無害なもの、口当たりがよく芳香のするものなど学習していきました。いわゆる生薬(しょうやく)の知識が少しずつ蓄積され、伝承されていったと考えられます。
山野の道端など、どこにでも見られる多年草である。夏から秋に1~1.5cmほどの赤や白の花を咲かせる。柄の先に2個ずつ花がつき、花弁に5本の紅脈があるのが特徴。花の下の萼(がく)を残して花弁は落ち、果実は熟すると開裂して種子を飛ばす。その形が御輿に似ているためにミコシグサともいわれる。
開花期の地上部を採集し、乾燥させたものが生薬の現証拠(げんのしょうこ)である。下痢止めによく用いられる。1回15g程度を煎じる。湿布やかぶれにはこの煎じ液を冷やし、ガーゼや脱脂綿に浸して患部をよく洗う。浴用剤としてもよい。
“現の証拠”でよく効くことに由来する。中国の老鸖草(ろうかくそう)といわれるものとは基源となる植物が少し異なる。また葉の形が猛毒のトリカブトに類似しているので、よく地上部を観察して採集するようにしたい。
日当たりのよい草地に自生する。高さ10~40cmで茎葉は対生し、1~4cm一脈で無柄である。8~11月に茎や枝の花柄上に5弁(5深裂)で紫色のすじの入った淡黄色の花を咲かせる。
花期の全草を採集し、日陰で乾燥したものが生薬の当薬(とうやく)、千振(せんぶり)である。0.05~0.1gを煎じて、また粉末のどちらでも胃腸病や食べ過ぎなどに用いられる。
名前はいずれもこの薬草の特徴からきている。よく効く当(まさ)に効く薬で当薬、千回振り出しても苦いからセンブリである。西欧でもゲンチアナ根(YellowGentian)は胃腸薬として用いられるが、センブリの仲間である。
日陰によく生育する上に、特有の臭気が生の葉や茎にあるのでよく知られている。6~7月に花茎を伸ばし、4弁に見える白い花を咲かせる。白い4弁は総苞片(そうほうへん)で、花はその中にある。
花期の地上部を刈り取り、乾燥させたものがジュウヤク(重薬、十薬)である。高血圧や利尿剤として1回5~10gを煎じて服用する。また生薬を火であぶり、腫れ物に貼ったり、生薬の搾り汁を虫刺されにつけたりいろいろと使用される。中国では魚腥草(ぎょせいそう)という名前で用いられている。
薬効が多いことから重薬、十薬となった。ドクダミは“毒痛み”からきている。葉は食用として天ぷらや湯がいてお浸し、油炒めなどにも用いられる。
今年も下記日程で「くすり学習館」においてファーブル検定をします。
昆虫をとおして、現代人の自然や生命への理解と愛情を深めるとともに、自然に親しむ健全な感覚を育て、心豊かな人間性と社会づくりに貢献する“新しい学び”を提案します。
《場 所》 くすり学習館・体験学習室 および 鹿深夢の森
《日時および内容》 平成24年8月11日(土)
13:00~ ムシのお話
13:40~ フィールドワーク
14:30~ 答案作成
今回はカブトムシ、クワガタムシに焦点をあててお話します。
《定 員》 10組 20名
《参加費》 無 料 (ただし、別途検定料が必要です。 1コース 1,300円)
《申込方法》 甲賀市くすり学習館にご来館の上、申込用紙に必要事項を記入して申し込んでください。 また、遠方の方は、郵便番号、住所、氏名(参加される児童名と保護者名)、年齢、電話番号を明記の上、FAXもしくは封書かハガキでお申込ください。(お申込の際の個人情報は、このためだけに使用します。)
《申込〆切り》 平成24年8月6日(月)必着で、応募者多数の場合は先着順とします。
《申込先》 〒520-3431 甲賀市甲賀町大原中898-1
くすり学習館ファーブル検定係
TEL 0748-88-8110
FAX 0748-88-3154
《問い合わせ》 甲南高校バイオとかがく系列 担当 森田 TEL0748-86-4145
さあ、昆虫の好きな仲間たち、いっしょに観察をしよう!
※ 次のファーブル検定に挑戦(秋の昆虫)は、平成24年10月27日(土)に実施予定です。
また、親子ものづくり教室 工作コースは12月~3月にかけて行う予定です。