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- 山菜に用いられる有用植物を紹介しましょう***イベント告知
11月22日(金)、今日は『小雪=しょうせつ』、そしていい夫婦の日だそうです。(独身の方には関係ないかな?)
小雪(しょうせつ)とは立冬(11月7日)から数えて15日目頃で、二十四節気(陰暦の季節の区分)の一つで20番目。陽射しが弱まり、一段と冷え込みが本格化する頃とされているそうです。紅葉は散り始め、イチョウは黄色く色づきます。
また、この頃からわずかながら雪が降り始め、12月7日の『大雪=たいせつ』(雪が激しく降り始める頃)までを言います。寒さも次第に冷え込みが厳しくなってきますので、皆さん冬の備えはいかがでしょうか?!
それでは、
「山菜に用いられる有用植物」を紹介しましょう!
【アケビ】アケビ科
①新芽が爪で簡単に切れるぐらいのものを選ぶ。
そのまま水洗い後湯がき、お浸しにする。
カツオブシをかけてもよく、これも美味である。
②秋にはアケビの実が利用できる。
口の開いたものを選び、中身を出して皮を軽く茹でた後に水に入れ、1日ぐらい放置すると苦味やアクが抜ける。
細かく刻んで油で炒め、味噌、みりん、砂糖等で仕上げる。
【サンショウ】ミカン科
初夏にサンショウの花の咲いたものや茎の先の柔らかい部分を使用する。例えば、キャベツを4分の1分割して芯の部分を除去、塩をかけたものにサンショウの葉を細かく刻んで振りかけ積み重ねる。重石をして1~2日後に水が出てくれば順次キャベツを取り出して食べる。サンショウの代わりにシソも同様に用いられる。
【マタタビ】マタタビ科
5月頃の蔓性の新芽の柔らかい部分をツルニンジンと同様に
用いる。
果実はマタタビ酒として採集される。
【ウド】ウコギ科
天然のウドの根を乾燥させたものが独活(どっかつ)という漢方薬の原料で、朝鮮人参の仲間でもある。特有の香りが好まれる野生のウドは、その中でも珍重される。
①塩漬けは採集後よく水洗いし、水切りして乾燥させたものを塩・ウド・塩・ウドと漬け、冬まで放置し
て涼しい所に保存する。冬に入ってから取り出し、2~3日かけて十分に塩抜きをする。これを適当
に切りサラダなどに入れる。天ぷらにしてもよい。
②茹でた生ウドは胡麻和え、酢の物、味噌和えなど何でもOKである。
次回も、もう少し紹介しましょう。
まだまだ冬の入り口です。本格的な寒さはこれからです。自己管理をしっかりして、風邪などひかないようにネ!!